休日の過ごし方
家でゆっくりしてる時と出かける時で結構差があります。出かける時は毎回すごい遠出をします。友達や家族と熊本へ行ったり、東京へ行ったりします。会社が完全週休二日制なので、予定を立てられたらがっつり遠出するのが楽しいですね。
~出会う人がみんないい人だったのが決め手でした~
営農科だった自分に、高校の先生から『こんな学校あるよ』と教えてもらって進んだ工学関係への道。最初はそこまで興味があったわけではなかったものの、勉強するにつれて慣れてもきて、仕事は工学系で就職しようとまで思えるようになった石塚さん。知り合いから教えてもらって共立合金製作所へ入社された石塚さんに、仕事について伺いました。
大学校が豊岡市の工学系だったので、希望は丹波市内で工学系を活かせる会社を選びたいと考えていました。しかし、学校にくる求人は遠方しかなくて悩んでいたところ、タイミングよく知り合いからこの会社の話を聞いて、求人してないということだったんですが「とりあえず会社見学だけでも」と思って見に行きました。しばらくして会社から求人している旨の連絡を直接もらい、それで決めましたね。
製造です。まだ一年目なのでそんな難しいことは出来ないですが、金属を削ってノズルを作ったり、またはそれに付随するものを機械を使って加工するのが主な仕事です。入社してすぐに2カ月間くらいの研修がありました。最初に総務研修と外部研修を一週間くらい受け、その後に事業部研修で製造の各部署を一週間ずつ回りました。その研修後に現部署に配属が決まり、今に至ります。
製品に求める精度が、0.1mm単位とか凄く小さい単位で厳しかったりするものがあります。それをばっちり公差の真ん中で仕上げたり、きれいな面が出たら先輩から『おお、ええんちゃうこれ』って言われた時はやった感がありますね。大学校の時は『0.1mmの単位なんて使うことあるんかな?』って思ってたんですけど、それ以下が全然あったりして驚いています。特に材料が固い時は難しいですね。
私の所属している班は量産ではなく、大体10個前後の小口ットの製品を製造するんですが、プログラムを自分で入力して、NC機を動かしながら削れている様子を目で確認しています。でも金属を削る関係で油を製品に掛けているので、削ってるところが見えないことがあるんですよ。それで作業時間が長くなってくると頭がこんがらがってきて、ちゃんと出来てるか不安になってしまうことがあったりしますね。
大失敗をした時ですね。プログラ厶は最初打ち込んだら後はずっと同じ動きをするので、最初だけ慎重に見るんですが、そのプログラムを間違えてしまったことです。材料が鉄系なので柔らかいものでも数mmしか削らないんですけど、そこを早送りでガッと加工してしまい、材料がはじけ飛んじゃったことがあり、修理に丸一日かかってしまいました。あの時は相当落ち込みました。
すごくいい人というか、優しい人が多いですね。先述の失敗した時も『しゃ一ない』『誰もが通る道や』って、頭ごなしに怒られることなく、許容してもらいました。『石塚君もやっとミスった?』って言われた時は救われましたね。会社見学に来た時から、仕事してる雰囲気とか、班ごとにグループで動いてるのを見て、孤独な感じがしなかったのが大きいですね。
作業スピードがもっと速くなればいいなというのが目標ですね。私の上司は、私が1台の機械を動かしてる間に3台動かしています。プログラム的にはうまくいってると思ってても失敗する時があって、原因がわからず考え込んでしまう時があれば、それを聞いてパッと解決してくれます。作業スピードや色んな視点で考える思考とか、見習いたいですね。
私は大学校へ行って、就職は工学系ってある程度方向が固まってたんですけど、もし高卒で何も固まってないなら、やっぱり色んな系統の仕事を見てみた方がいいと思うんですね。求人票に書かれていることと写真だけでは、受ける印象と現実が全然違うかったりします。時間と手間がかかりますが、自分の足で目で、実際に色々触れた方がいいと思います。
ラジオ体操から開始。班ごとに分かれて朝礼、今日の仕事内容を確認。
昼休みまでに一度休憩があります。
前半組と後半組に分かれて昼休憩をとります。
お昼ご飯は会社負担でお弁当が用意されるので、お昼代がかかりません。
二回目のラジオ体操があります。
基本的に残業はありません。
金曜日の夜はたまに帰宅後友人と遊びに出かけたりもします。