休日の過ごし方
主に通信の学校へ通ってます。学校がある日は10~16時まで、ほぼ丸一日授業があります。通学には、ドライブするのが好きなのと、電車よりも短時間でいけるので車を使っています。本当に何もないたまの休日は、日々の疲れをとるために家でゴロゴロしてることが多いですね。YouTube見たり、車の掃除をしたり、あちこちドライブに行ったり。試験に合格するまでは、どうしても試験勉強が中心の生活ですね。
~美容師になる道は、専門学校へ行くことだけではないことを知っていただきたいですね~
丹波市春日町の出身の丸山さん。小学校の頃に美容師になりたいと思い始めたそう。高校ではブライダルや服飾の道に進むことも考えましたが、将来性を考え、小さい頃からの夢だった美容師の道に進むことを決めたそうです。
美容師を目指す人の多くは専門学校に通いますが、丸山さんは地元の美容室で働きながら、通信課程で美容師の資格を取得する道を選びました。その選択の背景にはどんな考えがあったのでしょうか。実際に働きながら試験勉強をする日々はどんな生活になるのでしょうか。社会人3年目を迎えた丸山さんに、詳しくお話を伺ってきました。
母が美容師を目指したけど断念したという話を聞いたのが、美容師になりたいと思ったきっかけでした。その後、ブライダルや服飾に興味を持ち始めたこともあって高校を選びました。でも、いざ就職となると難しさを感じ、以前から候補だった美容師の道に進むことにしました。丹波市内の美容室で、学校に求人を出していたのがここだけであったことや、中学生の時にトライやるウィークで行ったことがあったのも入社の決め手でした。
現在の仕事は、まだ美容師の国家資格をとっていないので、お客様のカットやカラー、パーマなどはできませんが、資格が必要な業務以外はほぼ全てさせてもらっています。電話番やレジ打ち、在庫管理の業務などをしつつ、シャンプーやカラー、パーマでは先輩方の補助に入らせてもらうこともあります。今年の9月に国家資格の試験があるので、今は合格を目指して日々勉強と練習に励んでいるところですね。
わからないことを一つずつ覚えていく、できなかったことを一つずつできるようにしていくことが、おもしろいなと感じます。たとえばカラーは薬剤の配合を間違えると色が変わってしまいますし、髪への塗り方にも気をつけなければいけないことがあるので、覚えることがたくさんあります。月に2,3日は国家資格をとるために大阪の通信課程に通ってますが、実際に働きながら勉強もできる環境はありがたいですね。
お客様との接客が難しいなと感じます。先輩方は本当に自然な流れでいろんな話をされていますが、私はまだ何を話せばいいのかと、少し戸惑ってしまうことが多いんですね。私が会話に入ると沈黙の時間ができてしまったりとか(笑)先輩方の補助に入らせてもらいながら、お客様の髪質に合わせてどういう風にカットしているのか、どうやってカラーやパーマをするのかと、わからないところを勉強させてもらっています。
特別なエピソードではないんですが、「美容師って、思っていたよりも難しい」という印象ですね。カットのレッスン一つとっても、先輩や通信の先生はササッと切っているように見えるんですが、「実際は色んなことを考えながら切ってるんだな」というのがわかってきました。学科の試験もあるんですが、法律の勉強から美容に関する英語の勉強も必要だったりと、実際やってみると考えるべきことの多さをすごく実感しています。
優しいスタッフが多いことですね。相談もしやすいですし、空き時間にはスタッフ同士で仕事以外の色んな話で盛り上がるほど仲がいいです。他店舗のスタッフとも、それぞれ異動や応援という形で行くこともありますので交流があります。お客様は常連の方が多いので、お客様の方から話を盛り上げてくださったりすることもあり、働きやすいですね。
今はとにかく国家試験に受かることですね。試験は結構落ちる人が多いらしく、実技は毎年同じ内容なので対策できますが、学科は項目が増えたり、教科書が変わったりすることで問題の傾向が掴みづらく、年々受かりにくくなっているという話を聞きました。教科書は分厚いですし、どう勉強すればいいのかよくわからないことも多いですが、家でも過去問を解いたりしながら勉強を頑張っています。
自分は高校を出てすぐ働き始めました。専門学校で一から全部教えてもらい資格を取って、カットもできる状態で働きだせるのは魅力的ですが、お給料をいただきながら学べて、勉強と実践を両立できるのも大きな魅力です。お客様を前にしていますので、その場で疑問点を全て教えてもらうことは難しいですし、休みの日に学校へ通うのは大変ですが、どちらも一長一短があります。自分にあった選択ができればいいですね。
時期によって営業時間が変動します。
手が空いたスタッフから順次休憩をとります。
お昼は手が空いたスタッフから順次休憩をとります。
手が空いたスタッフから順次休憩をとります。