休日の過ごし方
家にいることが少なくて、友達と外に遊びに行くことがほとんどですね。大阪へ買い物に出かけたり、スノボに行ったり、BBQやキャンプに行ったり。あとは友達からの紹介で山南町の草野球チームに入っていて、大体月に1,2回は草野球をしに行っています。勝ち進めば毎週あったりもします。同年代だけじゃなくて、年輩の人達と野球するのも楽しいですね。
~忙しい時ほど、想定通りに事が運ぶとやりがいを感じます~
丹波市青垣町出身。柏原高校を卒業後、親が整備士だったこともあって整備士の道へ進むも、イメージと現実のギャップを感じて退職。転職された先は、自身の姉が働く職場を勧められ、そこで働くことを決めたという足立さん。
一見これまでとは全然違う業界へ転職された足立さんに、当時の思いや現状について伺いました。
僕は中途入社で今4年目なんですが、トヨタ神戸自動車大学校を卒業後、1年ほどは神戸市と丹波篠山市で整備士として働いてました。でも、イメージと現実のギャップを感じて整備士を断念しました。転職活動をする中で、姉がここで働いていたこともあり、勧められて入社を決めました。全然違う業界ですが、ものづくりという点では同じですし、ここでは色んな作業に携われる点も自分の性格に合っているんじゃないかと感じました。
主に制作ラインの起点となる出力オペレーターとして、約10台ほどのプリンターを一人で操作し、勤務時間中ほぼずっと印刷作業をしています。案件の指示書を見ながら、納期を念頭に入れつつ効率よく出力できるように作業を段取りします。使うプリンターによって仕様や設定も変わりますし、素材が変われば設定も変更し、同じ指示内容でも湿度や気温で仕上がりが違ったりしますので、覚えることがとても多い仕事です。
忙しい時に段取りよく事が進んで、案件をスムーズにさばけるほどやりがいを感じますね。案件ごとに出力にかかる時間を考え、出力した後にラミネート加工や裁断作業などの二次加工を担当する人とコミュニケーションを取りながら調整しています。効率よく進めるには何をすべきか常に考えながら業務にあたっています。想定通りにうまくいくと「自分、仕事できるな」と達成感を感じますね(笑)
印刷する前の、原反(げんたん)と呼ばれる紙や塩化ビニルのシートが重たいことですね。幅が1mから1.5mほどあって、長さが30m巻から100m巻のものまであります。ちゃんと測ったことはないんですが20~30kgほどはあると思います。それをプリンターに手作業でセットする必要があるので、それが大変ですね。
一番うれしいエピソードは、ベースの給料があがったことですね(笑)定期昇給はあるんですけど、昨年と今年は社歴が浅くて若い人をメインにベースアップされたり、昇給率も大手水準並みだったりしたので、やはりわかりやすくやる気が出ますね。あと、入社して割とすぐの頃に、全然違うメディアに印刷するミスをしたことですね。お客様に渡る前に社内で発覚したんですが、あれ以降は随分慎重になった気がします。
どの部署にいってもみんなが優しい。これに尽きると思います。これは一度市外で働いてみたからこそ、余計にそう感じるのかもしれません。入社したての頃、何回も同じことを聞いてしまった時も、怒らずに丁寧に説明していただきました。休憩時間にプライベートの話をしたり、絵を描いて遊んでる人もいたりと、和やかなところもありつつ、忙しい時はみんな無言で仕事に集中するメリハリを持ち合わせているところがいいですね。
会社としても相互支援体制を掲げており、同じ繁忙期でも忙しい部署とそうでない部署がどうしても出てくるので、そんな時に忙しい部署へ応援にいけるよう、各自の平準化を目指しています。それもあって、印刷した後の工程を覚えたり、できるだけ仕事の幅を広げていきたいですね。そうして自分の引き出しを増やしていって、社内の人から本当の意味で頼りにされるオペレーターになりたいなと思っています。
僕自身、高校の時は野球一筋で、勉強は好きではなかったし、就職も親が整備士をしていたから「やってみるか」ぐらいの感覚で選んだので、自分の将来を適当に決めたことに後悔しました。だからこそ、心からやりたいと思うものがある人は、稼げるかどうかは関係なく、まずやってみたらいいと思います。若いうちは周囲も助けてくれますし、やってみて初めてわかることがあるので、何を一番に考えて、就職するかが大事かなと思います。
パソコンやプリンターの電源を入れたり、仕事の準備をします。
最初に朝礼があり、その後出力作業に取りかかります。
いつもお弁当を持参します。
会社近くに住んでる方は自宅に帰る方もいます。
出力作業や、その後の加工作業をしたりします。
※日によって変わります。
定時は17:30で、繁忙期は多少の残業があります。