CEO Interview

経営者インタビュー

株式会社ハリミツ

石塚正敏さん

企業情報

株式会社ハリミツ

今回インタビューした株式会社ハリミツは、釣り針・仕掛けを企画開発されているメーカーです。自分の出したアイデアが製品企画やプロモーション施策にどんどん採用される、非常に従業員の声を大切にされる会社です。

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・全国にファンがいる釣り針、仕掛けを企画開発しているメーカー

・デザイナー、事務職、出荷作業担当で募集中!

・自社の製品、パンフレット、パッケージと幅広くデザインを担当!

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株式会社ハリミツでは、多くの釣り愛好家から愛されている「ハリミツ」や「墨族」といったブランドを筆頭に釣り針・仕掛け等を企画開発されています。特に日本海における海釣りに強い釣り針・仕掛けをつくられており、全国にお客様がいらっしゃいます。

※企画開発された製品

株式会社ハリミツが所在する丹波市山南町、お隣の西脇市、加東市では釣り具の製造が盛んです。海から離れた内陸部ですが、農産物を届けるために沿岸部に行商に通い、それがきっかけで釣り具の製造が伝わってきたようです。

このようにお話されるのは、代表取締役である石塚さんです。非常に物腰が柔らかく、丁寧に説明してくださる方です。

自社ブランドである墨族を中心に釣り針・仕掛けの企画開発を行っています。特に日本海における海釣りに強いものをつくっています。

弊社では何種類かブランドをリリースしており、それぞれで特徴やコンセプトが違います。その中の一つである墨族はイカやタコ釣りに強い仕掛けです。和風で少しイカツさをイメージさせるコンセプトでデザインしています。

製品の企画開発は自社でされているのですか?

そうです。釣りをされるお客様、バイヤー、あとは自社製品を試用してくださるテスターの方からの声をもとに企画開発しています。従業員が釣りに出掛け、実際に使ってみながら改良することもありますね。

社内で企画された釣り具は、自社や協力工場にて製品化されます。社内の製品化の現場をのぞかせていただくと、従業員の方が一つひとつを丁寧につくられていました。製品の中には、一つひとつを手作業で緻密につくられる釣り具もあるそうです。

※手作業で一つひとつを緻密につくる釣り具もあるそうです

あとハリミツの強みとしては自社にデザイナーを抱えていることです。デザイナーには製品、パンフレット、パッケージのデザインを幅広く担当しています。自社専属のデザイナーだとハリミツの色を深く理解してくれます。結果的に考えてくれるデザインがハリミツの色と合ったものになるんですよ。

自社ブランドを担う社内デザイナーを募集

今デザイナーの求人募集をされていますが、求める人物像はいかがですか?

直近でデザイナーの方が退職され、デザイナーを探しているところです。全くの未経験だと困りますが、デザイン関連の学科を卒業された方であれば大丈夫です。もちろんさらに実務経験があればありがたいですね。あとは他にも事務、出荷作業担当の方も求人募集しております。

お話を聞いていると、丹波市内にはなかなかデザイナーがいないようです。学校でデザインを勉強された方、あるいは実務経験がある方はチャンスかもしれません。

パンフレットだけデザインするとかではなく、自社がつくっているなかでデザインが必要なもの全部に携わってもらいます。製品、パンフレット、パッケージ等ですね。

釣り具であるルアーのデザインなどもできるんですか?

はい。弊社からリリースしているルアーもデザインできます。

お客様の目に触れるデザイン全部に関われることは非常に大きなやりがいがあると思います。今回募集されているのは、1つの会社のデザインを自分で丸々担うことができるお仕事のようです。

では、どういう人と一緒に働きたいと思われますか?

仲良く楽しく働ける人ですね。私たちのやっていることはレジャー産業なので遊び心を持ってほしいです。釣りの楽しさを伝えることが我々の仕事なので、楽しく働くことが大切です。

あとは釣りが好きな人だったら嬉しいですが、そうでない人も働きながら釣りの魅力を感じていただければと思います。

自分の意見が採用される。だから、仕事が面白い

続いてお話を伺ったのは、広報担当の垣崎さんです。入社当時から一時的にお手伝いという形で働くつもりだったそうですが、仕事の面白さを感じ続けられてきたそうです。

入社して今年で10年目になります。最初は忙しいので手伝ってほしいとお願いされ、一時的なお手伝いとして関わろうと思って入社しました。しかし、携わる仕事が面白く、辞めるのを考えることなく今まで続けています(笑)。

ここでは自分が言ったアイデアをしっかり聞いてもらえ、さらに“じゃあやってみよう”と採用されるんですね。入社当社はフィッシングショーの企画運営に携わることがあったのですが、“こういうブースの装飾どうですか”というような提案をよく採用していただきました。そうなると仕事が楽しいですね。

製品企画やプロモーションのミーティングが定期的にあり、そこでアイデアを出し合われるそうです。非常に従業員の声を大切にされる職場です。

製品やデザイン案を全員で回覧し、改良していくケースもあります。0から出来上がって完成するのを見届けると、愛着も湧きますね。

では、実際に釣りに出掛け、自分でルアーを使われることもあるんですか?

そうですね。家族や友人と釣りに出掛けることもあります。自分で製品を使ってみてもっと良くならないかと考えることもあります。入社以前はそこまで釣りの経験はなかったですが、せっかく釣りの会社に入社したからと思い、行くようになりましたね。

やっぱり自分で使ってみると製品の良さも理解でき、イベントとかでお客様に上手く説明できます。

釣り好きの人にとっては非常に魅力的な会社です。必ずしも趣味と仕事がつながることで仕事が楽しくなるとは限らないですが、少なくとも自分が好きでもない製品やサービスに携わるよりは楽しいと思います。

※釣り好きの人にはおすすめの会社。趣味で釣りに出掛けられる社員さんも多いようです

ハリミツで働く魅力は他に何がありますか?

働きやすさですね。育休・産休も取得しやすいです。自分も子供がいますが、子供が風邪をひいたときにお休みもしっかりといただけます。

今もハリミツでは2名の方が育休を取得されているそうです。それについて代表の石塚さんは、社員には若い女性も多く、子育てで大変なときはしっかりそちらに集中して、また戻ってきたら元気に働いていただくことが大切だとお話されます。

あとは社内の雰囲気もいいですね。派閥もないですし、みんな仲良いです。会社のトップである代表や専務の方が大らかなので、そのおかげで全体の雰囲気も和やかで落ち着いていると思います。

社内では明るいBGMが流れており、落ち着いた柔らかい雰囲気が漂っていました。ピリピリとした雰囲気は全く感じられず、働きやすい職場だと思えます。

※社内の雰囲気も良し。社内研修の一幕

最後にどういう人が馴染みやすいと思われますか?

人とコミュニケーションをとるのが好きな人が合うと思います。自分の中で意見をおさめるのではなく、人に話してみてみんなでどうするか話し合える人がいいですね。社風的にも自分から積極的に意見を言う人が多いので。

 

お話を伺い、自分のスキルや考えたアイデアを存分に活かせる職場でありお仕事だと思います。興味を持たれた方、ぜひ問い合わせみてください。

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