のどかな田園風景が広がる丹波市春日町野村に、広大な敷地面積と障がい特性に合わせた建物を活かした障がい者支援施設があります。今回はその春日育成苑に取材しにいってきました。
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◆利用される方が「安心・安全」に過ごせる空間づくり
◆設立の背景と、「共に生きる」というスタンス
◆育児中のママでも働きやすい職場環境
◆「人が好き」関係者全員で幸せを追求していく仲間を募集
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今回は、施設長の岡本健さんと、生活支援員の横山花鈴さんにお話を伺ってきました。
春日育成苑の事業概要を教えてください。
春日育成苑は障がい者支援施設になります。
簡単に説明しますと今、福祉の制度では「夜間と日中は分けて生活しましょう」となっていますので、日中ご利用者は居住棟(お部屋)から出て、様々な事に取り組む日中活動棟を設けて活動していただいています。これを生活介護事業といいます。
夜間になると施設入所支援事業になります。それぞれ定員を90名としています。我々が仕事に行き、家に帰るイメージです。
あと、就労継続支援B型事業がありまして、こちらは25名の定員で運営しています。春日育成苑の敷地外に3か所の作業場があります。
地域の障がいがあって作業意欲のある方が各場所に通い作業に取り組まれています。
春日育成苑の特徴はどういうところにありますか?
春日育成苑はやっぱり、この丹波市の自然豊かな場所で、これだけの敷地を使わせていただいていることですね。
各棟もゆったりとした構造で建っていますし、真ん中にある苑庭では色んなイベントも開催します。
ここ2,3年はコロナ禍で中止していますが、例えば地元地域の方とグランドゴルフをしてみたり、毎年「春の里フェスティバル」と銘打って盛大に屋台を出して舞台をつくり、和太鼓やマジシャン等のプロにも出演してもらって、関係者や地域の方含め総勢600名程来場していただいています。
あとは施設をユニット型で建てているので、障がい特性に合った生活環境で過ごしていただけることですね。
肢体不自由で車いすの方は廊下も広くて、老人ホームにあるような寝たまま入れる特殊浴槽等の設備がある棟で穏やかに過ごしていただけますし、自立度の高い方は6人くらいの少人数で過ごせる居住環境など、それぞれの障がい特性に合わせた環境整備をしています。
確かに本当に広いですよね。これだけまとまった土地を用意できたのもすごいなあと。
僕が入職した1999年当初には現在の広さがありました。当初施設は定員の増減に合わせて建て増しを繰り返した古い建物でした。
2010年の建替えを機に今のようなユニット型に変わったんですけど、それで余計に広くなったように見えますね。
春日育成苑のホームページ見ていただいたらドローンを飛ばして撮影した映像があるのですが、ドローンでないと敷地の全体像がとらえきれないくらいですね。
今、春日育成苑を利用されている方は丹波市内の人が多いですか?
そうでもないですね。意外かもしれませんが、市外の人の方が多いです。京阪神からのご利用者も多く来られます。
一般的に入所施設は定員満床のことが多くありまして、入所先を求めて市内外から問い合わせがあります。
空きがあれば一度ご本人やご家族にも見学にきていただいて、お互い納得が出来れば契約し入所に至るといった流れになります。
街中ではこんな広くて大きい施設はなかなかもてないですもんね。
そうなんですよね。
市外からの問い合わせはホームぺージを見られて、田舎のこういうのんびりしたところで家族を過ごさせてあげたいといった方からが多いですね。
都会になると、施設の周辺の交通量が多く危ないために塀が高いですとか、広い土地がない為に縦長の建物になっていたりと、それに閉塞感を感じていらっしゃる方も多いようですね。
それもあってか、都会からの入所依頼も結構あります。
都会の人の方がこの環境に魅力を感じそうですね。
我々は普段からこういうところに住んでいますので見慣れてますし、当たり前になってるところはありますよね。
それが当たり前にない市外の人にはかえって魅力に繋がるのかなと思いますね。
母体のみつみ福祉会は沢山施設がありますが、丹波市内だけですか?
いえ、京都府福知山市にもありまして、規模的には丹波市と半々くらいですね。
丹波市内だけで、認定こども園(認定こども園みつみ)、障がい者支援施設が2か所(春日育成苑・みつみ学苑)、児童福祉施設(春日学園)、特別養護老人ホーム(おがわの里)、グループホーム9か所(兵庫サポートセンター)、相談事業所(みつみ生活サポートセンター)とありますので、京都側を合わせると、これの倍ほどの規模となります。
あと一番南にいくと神戸市に、障がいのある方で犯罪を犯された方の出所後の支援をする相談窓口といったものもあります。
なるほど。一つ一つの敷地も広いし、エリアも広いですね。
そうですね、職員も全体では630人程います。
数年前までは650人程度いたんですが、団塊の世代の定年が重なって、ちょっと今減ってきているんですよね。
丹波市の市役所並みに大所帯なんですね。春日育成苑として、ここをご利用されている方にはこうなってほしいといった方針はありますか?
そうですね、誰しも大切な家族がいらっしゃるので、関係者全員にとってここは「安心・安全」に生活できることが大前提だと思っています。
その上で、ご利用者にはそれぞれ個別支援計画といいまして、『この方にはこういうところをもう少し支援していきましょう』というような一人一人に対する計画があるんですけども、それを随時見直しながら関わっていくようにしています。
例えば、車いすに乗っていて拘縮がある方には、理学療法士からのアドバイスのもと、拘縮が少しでも和らぐようにリハビリもかねたようなこともしながら、出来るだけ今の残存機能を維持していけるような取り組みをしたりします。
一人一人個別の計画を立てながらも、でも全体で90人が一緒に生活する、ってなんかすごい大変そうです。
そうですね、その為日中活動のグループも8つに分けています。
それぞれ障がい特性に合ったグループに属していただいて、日中活動を行っていくということになります。
具体的に言えば一つ、自閉症の方のグループがありますが、自閉症の方たちは言語コミュニケーションよりも視覚的な情報の方が理解しやすいとか、十人十色、ひとりひとり特性が違います。
私たちも人によって性格も全然違いますよね、それと同じです。
外の音が聞こえると目の前のことに集中できないからイヤーマフをしてみるとか、周りが気になって自分のことに集中できないから机をパーテーションで区切って自分の空間を作ってあげることで作業ができるとか。
個別の支援、計画に沿って皆さん過ごしていただいているっていうところですね。
なるほど。手厚さを感じる話です。
計画を作る時はスタッフが会議をして相談しながら、『じゃあこの方にはタイムスケジュールが必要だな』となったら、絵コンテで伝えようとか、写真で伝えようとか、色んなことを試行錯誤しながら取り組んでいます。
その方に、より伝わりやすく、理解していただきやすい方法を模索しながら進めて。
それがうまくいけばご利用者本人も成功体験になりますし、ひいてはスタッフの成功体験にも繋がって、やり甲斐であるとか、モチベーションの維持に繋がっています。
そういう支援を通じて、スタッフも日々成長していってるなぁと感じている次第です。
春日育成苑ができた経緯を教えてください。
母体のみつみ福祉会は1961年に社会福祉法人の認可を受けて設立されまして、当初定員30名の障がい児の児童施設として、現在のこの場所で誕生しました。
今でも敷地内に春日学園という名前で運営しています。
その後、1976年に春日育成苑が定員30名で開設されています。
それから定員の増員や重度の障がいのある方向けの棟を新設したりと事業を広げていき、2010年に全面改築を行い今の形となりました。
春日育成苑の施設は一つの村みたいな名称になっていますね。由来はなんでしょう?
それは先ほどお話した2010年の全面改築の時に、当時の施設長がここの呼び名を決めようということで職員に名称募集をされたんですね。
その時私も春日育成苑で勤務していまして、『全体を村と捉えて「春の里」として、棟ごとに一丁目から八丁目としてのどかに過ごしてほしい。』という思いを添えて出したら、それが通ったんですよ(笑)
ええ?!じゃあ名付け親なんですね(笑)
そうなんです(笑)
村付き合いのような、人との関わり方がいいんじゃないかということですか?
そうですね。それはもちろん、「共に生きる」という、みつみ福祉会の基本理念を再現できるように、出来るだけお堅い施設ではなく、やっぱり開けたような施設にしていきたいという思いの中で考えました。
岡本さんはいつから施設長になられたんですか?
春日育成苑の施設長は2年目になります。
転勤もありまして、入職当時は春日育成苑にいたのですが、その後児童施設へいったり、グループホームへいったりと転々として、また春日育成苑へ帰ってきたというところです。
なるほど。ちなみに大きな異動があるのは正社員だけですか?
そうです。そんなに頻繁でもないんですけど、やっぱり管理職になると頻度が高くなる傾向があります。
人事異動は基本的に、毎年3月下旬に4月1日付けでの発表がなされます。
転勤も決して悪くないんですよね、スキルアップの機会になりますし。
岡本さんについて質問させてください。今おいくつですか?
45歳です。
学生時代から福祉にご興味あったんですか?
そうですね。高校卒業する時はまだ道を模索中で悩んでいました。
たまたま、友人が福祉の学校へいくということで声をかけてもらったのが福祉の道へ進むきっかけです。
卒業後からみつみ福祉会でお世話になっています。
就職先として、みつみ福祉会にされた理由は何だったんでしょう?
当時考えていたのは、出身地には一法人一事業展開の事業所が多く、多岐にわたる事業展開をされている大きな法人がなかったんですね。
特定の福祉だけでなく、色んな事業形態を持っていたみつみ福祉会がとても魅力的に感じましたね。
確かに色んな事されてますもんね。それこそパン屋さんもありますし。
そうですね。パン屋は「パン工房むぎはな」という名前で、10年程前から氷上町石生でご利用者と職員で頑張って運営させていただいています。
ほんと幅広いですよね。
障がい者の方と接する中で、接し方、関わり方といった面で健常者とは違うスタンスはあったりしますか?
健常者と障がい者と、特に分けている事はないですね。
人権もそうですが我々と同等なので、そこには何の違いもないです。
ただ、障がいのある方達は、我々よりも少し苦手な部分が多い。だから、そこを少しサポートしてあげれば同じように暮らしていけるっていうところですね。
だからここのスタッフにも、「共に生きる」の精神のもとみんな一緒だよと常に言っています。
例えば、健常者の方でも視力の悪い方はメガネをかけたりコンタクトをすることで日常生活を支障なく過ごせてますよね。
そういった物の力に頼って日常生活を支障なく過ごすのか、人の手を借りて日常生活を支障なく過ごすのか。
違いはあれど、本質的には一緒かなと思っています。
うーん、確かに。岡本さんは施設長として、スタッフの人材育成の面で大事にしていることはありますか?
やっぱり対人援助職ですので、“気づき力”が必要不可欠だと感じています。
相手の思いに寄り添っていく為に、“気づき力”をどういう風に底上げしていけるかが今後の課題でもあり、現在の取組みでもあります。
僕と他のスタッフでも、同じシチュエーションで気づく視点は違うので、それを一つでも多く拾えるようにしたいですね。
一つのことに集中してそれを完璧にこなすのもいいのですが、それよりもちょっと広い視野をもって、気づき力をあげていくのも大事かなと。
結局それがより「安心・安全」に繋がっていくんじゃないかと考えています。
横山さんにお伺いします。春日育成苑に入職されるまでの経緯を教えてください。
私は丹波市生まれ、丹波市育ちです。
小さい頃から赤ちゃんとか子どもの相手が好きで、中学校の時にあった「トライやるウィーク」でも保育園に行かせてもらったりして。
保育園の先生になりたいなあとずっと思ってました。
高校は篠山産業高校に行って、その後も保育園の資格がとれる専門の短大に行って、保育の勉強をずっとしてたんですね。
そうした中、短大で福祉施設に10日間実習に行くというプログラムがあって、それでみつみ学苑に行かせてもらったんですね。
それまで障がいのある方との接し方がよくわからなかったんですけど、その実習を通して、そういう人なんやというか、そういう性格の人なんやろうなって思って、色々話していくうちに自分でも想像してなかったくらいこの10日間が充実して楽しくって。
実習にいくまでは、私の中では子ども相手の先生になることが理想だと思ってたんですけど、この時の充実感がずっと残っていて。
実習後、地元に帰って就職先を探す時に、今の理事長に声をかけてもらったっていうのもあって、『施設に就職したいです』っていうことを言わせてもらって、春日育成苑に就職させてもらいました。
なるほど。保育園の先生になることよりも、実習で得た充実感が勝ったんですね。
そうなんです。
この一年間程は子供ができたので産休、育休をとらせてもらってました。もうしばらくしたら復帰予定です。
これからは育児期間ということで、9~16時の短時間勤務になります。
みつみ福祉会は産休、育休といった職員への待遇がしっかりしてるのでありがたいです。
ちなみに最長3年間は育児休暇や休養がとれるようになってます。
働き始めの頃、イメージとのギャップなんかはありましたか?
働きだした当時は、春日育成苑のご利用者の方が、実習に行った際のみつみ学苑よりも障がいの程度が重い方が多かったんですね。
みつみ学苑ではほとんどの方と会話ができたんですけど、春日育成苑では身体不自由があって言葉での会話が難しい方がいたり。
言葉でやり取りができない場合、相手が今どういう気持ちなのかなぁとか、どういう風に接すればいいんやろうとか、相手の方の気持ちを汲み取ったりするのが最初は難しいなと感じました。
それが今はどうかと言えば、ご利用者としっかり向き合えば互いにちゃんと分かり合え、基本的に皆さん年齢とともに少しずつ落ち着かれていくという傾向があったりして、昔ほどバタバタしなくなった感じはあります。
具体的にどういった仕事内容をされていたんですか?
全体的にグループに分かれていまして、グループ毎の担当があります。
私はこれまで自閉症の方を主に担当してることが多かったんですけど、復帰後もその予定です。
自閉症の方というと例えば、食事の際、食器の配置がいつもと少しでも違うとパニックになられたりします。
他にも「16時にはお風呂の時間ですよ」というスケジュールがあったとして、その時にどういう風に伝えたらいいかを考えます。
お風呂といっても、視覚的な認識でも入り口の写真、湯船の写真、シャワーの写真、イラストとかいっぱい揃えてみて、ご本人がそれらを見て、どれに対してお風呂であるとの認識をもっているかを確認するところから始めます。
その人にとってお風呂は、お風呂の戸をあけたところがお風呂だったりします。勝手に自分が想像するお風呂とは違うんですよね。
そういうことを突き詰めていくグループです。
なるほど。そういう認識の相違は、福祉施設関係なく、一般的に沢山ありそうですね。
自閉症のグループでも会議があったり、自分たちで勉強会したり。
数年前から外部講師の先生に入ってもらってまして、そこで対応の困難な事例があるご利用者についてどういう方向で進めていったらいいのかといったことを検討していたりもします。
働いてみて、良い職場だなって思う実感があれば教えてください。
ご利用者は皆さん個室で過ごされているので、一人一人の特性にあった支援の方法を考えていくにも、個室というのが支援する側にとっても支援しやすいです。
静かでいたい、一人になりたいっていうご利用者さんもおられますので。
また職員間も仲がいいので、休日飲みにいったりして職場の仕事の話とか、そういう意見交換の場が結構頻繁にあったりします。
今はコロナ禍で難しいところもありますが、私は結構そういう場で助けてもらってきましたし、それが楽しかったりします。
横山さんと同じように、小さなお子さんがいらっしゃるママさんは他にいらっしゃるんですか?
今、私含めて3人ですね、育休産休に入っておられる方は。
急な休みが必要になった時もみなさん気兼ねなくどうぞって言ってくれますので、働きやすいです。
体調不良であるとか、そういうのは誰しも起こり得る話なので、休みの人の分もみんなで頑張っていこうっていう職場の空気感はほんと安心感があります。
今、春日育成苑で働かれているスタッフは何人ですか?
80人弱ですね。平均年齢は40代後半くらいです。ちなみに男女比は、職業柄もあってか女性の方が多いですね。
採用としては新卒が多いんですか?
以前は新卒採用がほとんどでしたが、時代の流れも考慮して中途採用も積極的にエントリーしてもらおうと考えています。
中途採用の場合は、各施設との契約社員として現場に入って正規雇用を望まれた場合に、正規を目指して登用試験を受ける方や、他の業種からもエントリーされる方が最近は増えています。
私たちは、一人でも多くの方に福祉に関わってほしいなと思っています。
ここにはどういう人に働きにきてほしいですか?
対人援助職ですから、とにかく「人が好き」が大前提ですね。
我々はこの敷地に一歩入ったらプロですので、もし私生活とかで嫌なことがあった時も、仕事には引きずらず切り替えができる方は素晴らしいなあと思いますね。
どんな時も優しい気持ちで接していただける方がいいなと常々思ってます。
やっぱり、難しい顔をした人に心ってなかなか開かないですよね。優しく笑顔で接してもらえたら、相手も心を開いてくれるっていう。
これは障がいの有無に関わらず、人として最も大切なところなのかなぁと感じています。
知識や技術、経験といった類は後の指導とかOJTで培っていくことができますので、寄り添う気持ちを持っておられる方は、福祉現場において伸びしろも持っておられるのかなと思いますね。
福祉の経験がない方でも大丈夫ですか?
もちろんです。それこそ先輩職員もいますし、いろいろなアドバイスもします。
無資格の方がきていただいても問題ありません。
スキルアップしたい方は実務経験を積んでいってくださったら介護福祉士等の受験資格が得られたりします。
資格取得は、法人としても後押ししていく環境が整っています。
最後に、今後春日育成苑をどういう施設にしていきたいですか?
そうですね、みつみ福祉会が運営する障がい者福祉施設は三か所あって、各施設ともさまざまな障がい者の方にご利用いただけるよう、各事業所の中でグループを細分化して支援していますが、裏を返せば各施設はこれといった専門性に特化している訳ではないとも言えます。
今すぐというよりは長い目で見て、春日育成苑だけというよりは全体としての話ですが、みつみ福祉会で運営している各障がい者支援施設がそれぞれ専門分野を持って特化していくことが出来れば、もっと伸びしろが出てくるかもしれないと思ったりもします。
目先の事だけでなく、先の事も見据えより良い今後を柔軟に模索し、自分たちの事だけを考えるのではなくご利用者たちの目線で考えていきたいですね。
関係者がそれぞれに役割分担をしながら、関係者全員の幸せを探求していければと思いますね。
ありがとうございました!
『対人援助職なので優しい気持ちでいることが大事』という話がありましたが、働く職員にとってもそういられるような環境が整っているなという感触を受けました。福祉の現場で、春日育成苑で働きたいと感じられた方は是非お問い合わせしてみてください。
※この記事は2022年6月10日に取材した情報をもとに作成いたしました。